タイとスラーの見分け方


タイは「音符を結んで長さを延長する記号」、スラーは「滑らかに演奏する範囲などを指定する記号」です。

スラーは「なめらかに演奏する」という意味で教えられることが多いですが、弦楽器の場合は一弓で弾く範囲を示したり、管楽器は一息で吹く範囲を示したり、歌では同一シラブルであることを示したりします。楽器などによって意味が変わってきます。

これらはどちらも弧線でかかれるため、特に初心者には紛らわしいかもしれません。今回はその違いの判別についてです。

基本的な見分け方

ふたつの同じ高さの音符を結んでいたらタイ、違う高さの音符や3つ以上の音符を一度に括っていたらスラーです。
下の譜例のように、同じ高さでも3つ以上の音符を一度に括っているのはスラーであることに気をつけて下さい。

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上の3つの例はすべてスラーです。どちらも弧線で書かれるので初心者にはまぎらわしいですね。

和音に付く場合

和音に付く場合でも同じです。同じ高さの音を結んでいるのがタイ、そうでなければスラーです。

タイでつなぎたい音がある場合はあくまで同じ高さの音同士を結びます。たとえば次の図の下段は「ミ」の音同士が結ばれているのでタイです。上段は弧線が同じ高さの音符を結んでいないのでスラーになります。

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アーティキュレーションを伴う場合

アーティキュレーションというのはスタッカートやテヌートなどの音符に付随する記号のことです。

次のようにアーティキュレーションを伴う場合はタイではなく、区切りながら演奏します。

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